店長のひとりごと!

最近読んだ本が「逆境リーダーの挑戦」という北海道知事 鈴木直道さんの本です。高校生の時に父親が借金で失踪。高卒で都庁職員になり夕張市へ出向し、一度戻ってから夕張市長に立候補し当選。2期務めてのちに、北海道知事になった方ですが、その行動力、そして反対者をも味方につける巻き込み力が凄い人です。夕張市長になってからの行動力も凄いのですが三十八歳で就任した北海道知事では、コロナ対策に奔走。「北海道の再エネを本州へ」「北海道データセンターパーク」「国民の食を支える北海道」と多方面で北海道から日本を変える取り組みを行っています。日本で初の緊急事態宣言、学校の一斉休業宣言、旅行支援としてのどうみん割、コロナ対策として医療従事者確保のためのジョブリターン制度、一次産業の人材確保のためのナナイロひだかサポーター、仕事の効率化を図るために1万6500台の公用スマホ配布などいろんな新しいことを実践しています。課題を見つけ出しとことん職員と話し合いベストな対策をすぐに実行し、また課題が見つかれば修正する。その繰り返しのようです。志がぶれないパワーのある人がまだまだいるのだと感心しました。

今回もあるFBに載っていた言葉を一つご紹介したいと思います。
「どうすればいいかに迷ったら、「正解がある」と考えるのではなく、「正解にする」と考えてみる。正解を選びとることに神経を使うより、決めたことを「正解にする」行動に心のエネルギーを使う。未来は変えることができるのだ。よりよい未来を創るため、迷いをふり切り決断し、早め早めに行動をしていこう。」

コロナ対策については多少落ち着いてきているとはいえ、専門家でもまだまだどうなるかわからない状態ではないでしょうか。初めての事態に直面していると思います。専門家の意見を聞きながらだれもが手探りで、その場その場で自分なりの「正解」をつくり出していると思います。人生は、選択の連続。決めて行動してまた決めて、そうして人生が作られていくのではないでしょうか。その決断が、正解か不正解だったかは行動してみなければわかりません。間違ったら変えればいいと思います。前に述べた北海道の鈴木知事の本にもそのようなことが書いてありました。北海道の旅行支援としてのどうみん割をいち早く実施したようですが、道内の観光に占める道民の割合は非常に高く80%以上あると言うことで着目し、さらに割引クーポンと連動させたりと決めて行動し修正してまた行動とその繰り返しの良い例なのかもしれません。今後は北海道の行政手腕に着目していきたいと思います。

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