12月に入り、秋田県内は気温の低い日が続いております。
先週末は秋田市内でも数センチ程度の積雪があり本格的な冬の到来となりました。
この急激な気温低下が影響してかパソコンのトラブル相談が急増して来ております。
特に先週末はパソコンの電源スイッチを入れても電源が入らないというトラブル相談が結構多かったでした。
トラブル相談のあったパソコンの仕様等を詳しく確認すると使用年数が5年以上経過しているものが大半で中にはサポート切れOSを搭載しているパソコンもありました。
パソコンを構成しているPCパーツは寒さに弱いパーツを多用しております。
特に廉価品・寿命間近・スペックギリギリの電源ユニットやマザーボード系は、室温10℃以下になった場合に出力不足でPCが起動できない症状が割と良く発生するようです。
このようにPCパーツが寒さに弱い原因としてはPCパーツに使用している電子部品が寒さに弱いものを多用しているためで
電子基板上に配置してある電解コンデンサーやハードウェア設定値保存用ボタン電池などが寒さに弱く経年劣化しやす電子部品の代表的なものとなります。
また、パソコンを構成するPCパーツでデータ保存用のHDDなどのストレージ関連のPCパーツも寒さに弱く冬場はHDDの故障が原因でパソコントラブル相談が増える傾向にあります。
これから更に寒くなってきますので温度、湿度など推奨する環境下でのパソコンの使用をお勧めします。
推奨環境としては
動作時：温度5℃から35℃、湿度20%から80%(ただし結露しないこと、および35℃における湿度は65%以下(湿球温度29℃以下))、
保存時：温度-20℃から60℃、湿度10%から90%(ただし結露しないこと、および60℃における湿度は20%以下(湿球温度35℃以下))
となります。
朝、パソコンの電源が入らないといった場合は暖房器具などを使い使用環境の室温が推奨温度に
なるまで待ってから再度電源をいれて見て下さい。
それでも電源が入らないという場合は他の故障が考えられますので当店サポートカウンターまで
ご相談下さい。
また今月に限り当店サポートカウンターにてパソコントラブル時の診断料金を通常￥3,300(税込み)
のところ半額の\1,650(税込み）にて行っております。
パソコンのトラブルでお困りの場合は是非この機会に当店サポートカウンターまでご相談下さい。
