今月も残りわずかとなりました。
ここ数日、秋田は寒暖の差が大きい日が続いていますので体調管理には十分にご注意下さい。
さて、Windows10やWindows11のタスクバーの検索窓にいつのまにか謎のイラストが表示されるようになったが、これはいったい何なのか？
と言うご質問がありましたので今回はこの件についてお話したいと思います。
これはWindowsのアップデートで新たに実装された「検索のハイライト」というものになります。
表示されるイラスト（イラストの内容はちょくちょく変わります）をクリックして検索ウィンドウを立ち上げると、休日や記念日、その日に関連する事柄や世間の関心事などをリアルタイムで表示してくれます。
インストールした覚えも無く、いつの間にか表示されるようになり、絵の上にマウスポインターが当たっただけで検索ウィンドウが開いたりするので、ウイルスに感染したのでは…と心配されて当店サポートカウンターにトラブル相談に来店されると言うケースも数件ありました。
この検索窓の検索システムはMicrosoft社の[Bing」が検索エンジンとなっています。
最新の[Bing」はAIを搭載してブラウザーの「Microsoft Edge」にも検索システムとして組み込まれております。
AIを搭載した「Bing」はネット検索の他、ブラウジング、チャットの機能がひとまとめになっており、ユーザーが得たい情報や疑問に対する手がかりを提供します。
今までであれば記事をネット検索し、自分で読み、理解して回答を得なければなりませんでした。
AIを搭載した[Bing」はパソコンが自分で考え、関連性の高い情報を検索、整理して自分でメールやブログ投稿などの文章作成を「秘書」のように作成したり、インスピレーションを得るのを手助けてしてくれる機能も有してます。
このAIを搭載したシステムはWindowsアップデートを介して進化していくそうで、近い将来、コンピューターの操作が音声入力など使った会話形式でのやりとりで操作を行う事になるかも知れません。
まさに近未来のロボットようなシステムが現実のものとなりつつあります。
また、AIを搭載システムはパソコン内の演算が増えるためパソコンを構成しているCPUやメモリー、記憶装置などのストレージ系に通常よりも負担がかかります。
パソコンの年式が古かったり、性能が著しく低い場合はAIシステムの処理に時間がかかったりパソコンがフリーズしてトラブルになるケースもありますのでご注意下さい。
Windowsアップデートを最新にした後、パソコンの調子が悪くなったり起動不能になったという場合は無理な操作をせず、当店サポートカウンターまでご相談下さい。
