先月30日、AMDの新しいCPU「Ryzen 7000シリーズ」が発売されました。5000シリーズから約2年ぶりとなる新しい世代のCPUで、5000シリーズと同じコア・スレッド数を持ちながらも、処理能力が大幅に向上しています。また全モデルにGPUが搭載されているため、グラフィックボードを搭載しなくても映像出力が出来るようになりました。最上位モデルの「Ryzen 9 7950X」では16コア・32スレッドと、Ryzen 9 5950Xと同じコア・スレッド数となっています。
そして今日の22時には、Intelの新しいCPU「第13世代Coreシリーズ」が発売されます。第12世代からモデルによってPerformanceコア（Pコア）とEfficientコア（Eコア）という2種類のコアを搭載していますが、第13世代では高性能なPコアの処理能力が向上し、高効率なEコアは搭載コア数が最大16コアに増えるなど、第12世代から大幅な性能向上を果たしているようです。最上位モデルの「Core i9-13900K」では24コア（Pコアが8個、Eコアが16個）・32スレッドと、Core i9-12900KからEコア数が倍増し、AMDの最上位モデルと同じスレッド数となっています。
ここ数年のCPUの処理能力向上は凄まじく、どちらのメーカーを選んでもまず後悔しない満足できる処理能力を持っています。最上位モデルはCPUだけで10万円を超えてしまいますが、とにかく高い処理能力が欲しいという方におすすめです。最新のRyzen 5やCore i5といった「5」クラスの性能は、数年前の「7」クラスを優に上回る性能をもっているため、例えば予算を抑えつつゲーミングパソコンが欲しいという方には「5」クラスがおすすめです。
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