サポートから一言!

Intelの新型CPU、第12世代Core iシリーズが今日の22時に販売が解禁されます。当店では営業時間の関係で、明日5日の開店から販売開始となります。Intel第12世代CPUはソケットがLGA1700に変更され、同時にZ690チップセットを搭載した上位マザーボードシリーズが販売されます。他にも新たにPCIe5.0のM.2に対応し、メモリも新たにDDR5に対応していて、マザーボードによってDDR5とDDR4のどちらに対応しているのかが別れています。また、Intel第12世代CPUはWindows11に最適化されており、Windows10で利用する場合はバージョン21H1以降が推奨されています。

“K”シリーズは全てのCPUでPコアとEコアを搭載しています。

今回発売されるCPUはオーバークロックが可能な”K”シリーズで、これまでの6コア12スレッドといった構成と違い、“Pコア”と“Eコア”という2種類のコアを組み合わせた構成になっています。PコアはPerformanceのPで高性能コアを指し、EコアはEfficientのEで高効率コアを指しています。例として新型Core i7-12700Kは、「Pコア8つとEコア4つの合計12コアを搭載した、12コア20スレッド ※① というコア構成のCPU」となっています。例えばゲーム時「高性能なPコアでゲームの処理をして、高効率なEコアでOSなどシステムの処理をする」といったような動きをするようです。パソコン界隈では見慣れないコアの構成ですが、例えばiPhoneなどに搭載されているSoC ※② は以前より高性能コアと高効率コアを搭載した作りになっています。

タイトルによってはライバルよりもベンチマークで最大30%も上回っているようです。

Intel第12世代CPUは大きく性能向上を果たしているようで、AMDのRyzen 5000番台シリーズよりもゲームによっては最大30%上回るベンチマーク結果を出す最高のゲーミングプロセッサだと紹介されていました。これまでいろいろな面でAMDのRyzenシリーズに分がありましたが、Intel第12世代CPUの登場でその構図が大きく変わるかもしれません。Core i7が4コア8スレッドだった時代に、8コア16スレッドの初代Ryzen 7が登場した時のような衝撃となるでしょうか。

Z690ではDDR5やPCIe5.0に対応しています。

当店ではIntelの新型12世代Core iシリーズの販売やZ690搭載マザーボードの販売を予定しております。Intelの12世代CPUか11世代CPUか、IntelとAMDどちらのCPUを選べば良いか、などお気軽に当店スタッフまでご相談ください。

※① 8つのPコアがハイパースレッティングにより16スレッドになり、4つのEコアはそのまま4スレッドで合計20スレッドとなります。

※② 最新のiPhone 13シリーズに搭載されたA15 Bionicは、高性能コア2つと高効率コア4つで合計6つのコアを搭載しています。

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