先週の土曜日は好天にも恵まれた為能代まで行ってきました。目的は能代文化会館で開催されていたつるし飾り展と金勇キルトフェスティバルの見学でした。どちらも日曜日までの開催だった為か両方とも、もの凄く混雑していました。
つるし飾りの方は能代市の「つるし飾りの会」会員が主催しているようで華やかでしたよ！ホール中央にドーンと高さ３．３Ｍの巨大なつるし飾りがあり重さは１５０キロもあるそうです。調べてみると「つるし飾り」というのは、昔、実家に孫を連れて来た娘におひな様は高価で持たせられなく、着物の端切れでいろいろな物を小さくかわいく作って持たせたのが始まりだと言われているようです。今年で９回目のようでしたが受講生の減少で準備の負担が大きくなった為、文化会館での開催は最後となるようです。帰りに粗品の匂い袋をいただいたのですが主催者の心遣いに嬉しく思いました。
一方、金勇キルトフェスティバルは能代山本地域のキルト愛好者３団体の作品を集めた作品展でこちらも多くの人が訪れていました。入り口ではどこから来たのか確認していましたが県内至る所から見学に来ているようでした。作品は大作から小物まで400点を超すキルト作品が展示されていていました。中でも現在開催中の東京国際キルトフェスティバルで準日本キルト大賞を受賞した武田さんの作品に立ち止まって見学している人々が感銘を受けているようでした。チョット残念だったのは入場者が多くゆっくりと作品を見ることが出来なかったことです。キルト愛好家は県内にも結構いるんでしょうね。
両方に共通していえるのは見学者がほとんど高齢者だったことです。そして皆さん非常に元気なことです。作品を作っている人も高齢かもしれませんし、見学者もほどんどが高齢者。でも県内どこからでも見学にくる元気がある。そして結構笑顔もあります。「笑う門には福来る」という諺もあります。「幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい」という名言もあります。いろんな作品を見て心豊かにし、元気に笑顔で健康寿命を延ばしていって欲しいと思います。
