店長のひとりごと!

新緑の時期ですね。県内の一部ではもう始まっているようですが、田んぼに水が張られこれから本格的に田植えのシーズンといったところでしょうか。今年度の作付け面積は前年を維持ということですから、前年より休耕田は増えないと思いますが年々耕作放棄地が増えているように感じます。転作といっても高齢化が進みなかなか新たな農作物に向かうことも厳しいことなんでしょうね。新たなブランド米「サキホコレ」が起爆剤になってくれれば嬉しいことですが、お米の生産量全国第三位と生産量はありますからブランド米が育っていけば農家に明るい未来が見えてくるかもしれません。就農希望者が秋田へ移住し農業人口が増えていけば平均年齢も下がり活性化してくれるように思います。人口減少問題は農業従事者だけの問題だけではありませんが一つの成功例を水平展開できればと思います。

今回もあるFBに載っていた言葉を一つご紹介したいと思います。
「辛く苦しい時ほど、人間の根っこが育っている。逆境にぐっと耐えている時ほど、性根が鍛えられている。目に見える成果がないようで、目に見えないところで、根気が育まれているのだ。ただ苦しいだけじゃない。得ているものが何かある。根深ければ、葉繁し。人間の根っこにも目を向けて、今この時を乗り越えてゆこう。」

良い樹は細かな根が張りめぐらされしっかり大地をつかんでいると思います。そして高く立派に成長する樹は、深く深く大地に根をおろしているように思います。根がなければ樹は育たちません。根が弱ければ樹は枯れます。人生が曇り空の時には、太陽を求めて上へ上へと行こうとしてより根っこを下へ下へと伸ばすと思います。根がしっかりはれば、後から樹は大きく育ちますよね。根をしっかりはれば、ふんばれる。良樹細根、高樹深根という言葉もあるように、コロナウィルスの影響でまだまだ厳しい状況ですが根をしっかりはって、この「ふんばりどころ」を乗り越えていかなければと思います。根とは違いますが、先日放送されていたNHK「スポーツ×ヒューマン~広島カープ・新井貴浩監督~」を見ました。監督の幼いころの夢はプロ野球選手ではなく「カープの選手」だったそうです。「ふまれてもふまれても、強くまっすぐ伸びる麦になれ」という言葉を支えとしてきた、とのことでした。壁に当たるたびにこの言葉を思い返しカープの選手という夢をかなえ、今シーズンより監督として再び戻ってきました。シーズン中もこの言葉を胸に刻み込み一戦一戦、闘っていくと思います。今シーズンの広島カープも注目していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました