店長のひとりごと!

先日Eテレで放映されていた「たんぼ物語 限界集落で究極の酒造りを!秋田鵜養(うやしない)」という番組をご覧になりましたか。ロンドン在住のディレクターによる4年の記録、ドキュメンタリーでした。秋田の鵜養は清水流れる山間の里。平均69歳の、いわゆる限界集落です。その未来を変える提案が秋田市内の酒造会社から持ちかけられます。酒米を無農薬で作ってほしいというのですが、「そんなの無理だ」と高齢の農家たちは消極的になります。そこで酒造会社は、農業経験のない杜氏を鵜養に送り込み、米作りを始めます。遠巻きに眺めていた農家たちは徐々に変わっていきますが、住宅火災という事件が起きてしまいます。しかし誠実な対応と徐々に積み上げてきた信頼でのりきり賛同者も増え新しいお酒ができるという内容でした。将来は地元に酒蔵まで作りたいという願望もあるようです。会社の考え、住民の気持ち、両方とももの凄く理解でき、時間が短く感じられた感動的な番組でした。しかしなぜロンドン在住のディレクターがこの番組を制作したのかが疑問に残り知りたいところです。Eテレの番組も見逃すことなく見ていきたいと思いました。

秋田市 鵜養地区

今回もあるFBに載っていた言葉を一つご紹介したいと思います。
「努力して結果が出ると自信になる
努力せず結果が出ると傲りになる
努力せず結果が出ないと後悔が残る
努力して結果が出ないとしても経験が残る」

今回の言葉は先ほど紹介した番組の農業経験のない杜氏の方が酒米作りに挑もうとした時の気持ちが表現されているように感じました。大変なことは十分に承知の上で「やらずの後悔はしたくない。農家の方々にアドバイスを頂きながら美味しいお米ができれば翌年への自信につながる。もしダメだったとしても翌年への経験としてプラスになり成功確率が上がる」というようなことを考えていたのかもしれませんね。昨日より今日、今日より明日と少しずつでも努力していくことができれば、やがては大きな努力や変化につながります。日々の努力を大切にしていきたいと思いました。

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