秋田電気工事協同組合 事務局長 安田真人様 ホームページリニューアルインタビュー

2024年、当社へホームページのリニューアルをご依頼いただいた秋田電気工事協同組合様。リニューアルから1年が経過した2025年9月、ホームページをリニューアルした後の効果や反響、課題などについて、事務局長である安田様へインタビューさせていただきました。
秋田電気工事協同組合について
─まず初めに、秋田電気工事協同組合とはどのような組織でどのような業務をされているかご紹介をお願いいたします。
秋田電気工事協同組合は、電気設備工事や情報通信工事などで地域貢献している組合員の皆さまの、経営安定と発展を目的とした協同組合です。
各事業を通して組合員個々の利益につながる活動を行っています。
─本日はお話をお伺いするにあたり、安田様ご自身のご所属やご担当業務についても教えていただけますようお願いいたします。
事務局総括ということで、事務全般の業務となります。

ホームページリニューアルの背景
─リニューアル前のホームページを運用されていた当時、どのような課題がありましたか?
主として年一回の「組合員一覧」の更新がありましたが、情報提供や広報活動への活用という観点では、情報量や更新頻度が乏しいホームページでした。
─リニューアルにあたり「こういうホームページにしたい」と思い描いていた理想像はありましたか?
電気は人々の生活に欠かせないものであることから、情報提供や広報としての役割はもちろんのこと、入力フォーム等も活用できる対話型のホームページを理想としていました。
ホームページリニューアルのポイント
─組合員専用ページ、軽工事依頼フォームや電材資材発注フォームなどの設置は大きな変化だと思いますが、導入の狙いはどんなことでしたか?
電話やFAXでのお問い合わせ受付、紙媒体の印刷や封入・郵送などの日常業務について、ホームページを活用することにより事務の軽減とペーパーレス化に向けた変化が狙いでした。
組合員専用ページ
組合員専用ページに情報を掲載してメールで周知することで、組合員(組合加盟の電気工事店)はホームページを開いて最新情報を閲覧することができる。組合員専用ページはパスワードで保護されており、一般公開されていない。リニューアル前は資料を封筒に入れて毎月、組合員に発送していた。

軽工事依頼フォーム
個人のお客さまが電気に関する軽工事を依頼するためのメールフォーム。依頼内容に適した組合員へ情報が提供される。リニューアル前は電話かFAXでのみ受付していた。

電材資材発注フォーム
組合員が組合に電材や資材を発注するためのメールフォーム。最新の商品販売価格表が適用されている。リニューアル前は電話かFAXでのみ受付していた。

─当社担当者とのやり取りで感じたこと、ご支援・ご協力体制についてはいかがでしたか?
株式会社アイネックスの担当者の迅速なご対応や的確なアドバイス等のおかげで、とても満足のいくホームページが完成したと思います。
リニューアル後の効果と反響
─ホームページをリニューアルしたあと、利用者(個人客)からの反応はいかがでしたか?
好評をいただいています。
─ホームページをリニューアルしたあと、組合員からの反応はいかがでしたか?
情報周知が早くなった、とても見やすい、わかりやすい等の声をいただいています。
また、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器でも適切に画面が表示されるようになったので、様々な機器で閲覧できるようになって便利だという意見もありました。

─ホームページをリニューアルしたあと、組合の職員からの評価・受け入れ状況はいかがですか?
(リニューアル前の)ホームページ開設当初は、「ホームページを活用する」というアイディアや知識がなく、どちらかと言えばホームページを公開しただけの状態であったと思います。
今回がホームページ開設以来はじめての全面リニューアルだったので、その変貌ぶりに感激していました。
今後への期待・改善ポイント
─今後さらに追加・強化したい機能はありますか?(例:よくある質問と回答、SNS連携など)
電気工事に関する「よくある質問と回答」の掲載も考えています。
ホームページをご確認いただくだけで電気工事に関する疑問や質問が解決できれば、お問い合わせいただく手間も減るので利用者にとってもメリットが大きいと思います。
─リニューアルして1年経過し、見えてきた「今後改善したい点」があれば教えてください。
軽工事の依頼については、電話対応に時間がかかるという課題があったので軽工事依頼フォームを導入した経緯があります。
しかし高齢者のお客さまはインターネット環境が整っていない方が多いようで、まだまだ電話が主流であることから、この点について言えばあまり改善されていないのが現状です。
若い世代のお客さまについては、いかにしてホームページ(軽工事依頼フォーム)へ誘導できるかがポイントだと思っています。ホームページ以前のフローに課題があるので、もっと工夫する必要があります。
実は今、スムーズにホームページへご案内する施策も検討中です。
最後に
─最後に今回のリニューアルを通じて、組合として得た最大の成果・気づきを教えてください。
ホームページやメールなどのIT技術を活用することで、FAXや郵送料等の経費削減やペーパーレス化による経費削減、電話対応や印刷・封入・発送などの事務作業の時短にも繋がることを実感しました。
当組合としては、引き続き環境の変化や社会情勢を踏まえてホームページの運用、業務改善とDX推進に取り組みたいと思います。ありがとうございました。
─大変お忙しい中、インタビューと撮影にご協力いただき誠にありがとうございました。

株式会社アイネックスでは、ホームページに関するご相談を承っております。お問い合わせはこちらからお願いいたします。

