店長の独り言!

秋田魁新報社「号外」

9月16日「菅義偉氏を第99代首相に選出」ということでついに秋田県出身の総理大臣が誕生しましたね。ご存じの通り選挙区は神奈川ですが湯沢市の出身。東北では岩手出身が4名と群を抜いていますが東北では2番目となります。官房長官時代と比べて責任の重さは比べものにならないくらい重く大変だと思いますが「仕事をしたい」という本人の言葉のように国民のためにがんばってほしいと思います。

話は変わりますがネット上のコラムを見ていたら以下のような文章がありました。
「リトル最後の試合である子がサヨナラエラーをしてしまったことがあります。この試合で彼等はリトルリーグを引退することになりました。その彼は声にならない泣き声で「○○コーチ、すみません。すみません・・」そう何度も言いました。彼は『練習の虫』でチームで一番練習をしていた子でした。そして人一倍気が強い選手でもありました。当然の事ながらチームの仲間も誰も責めることもなく、彼に声を掛ける者や選手や肩を抱き抱える選手がいました。「すみません・・そんな事を言わなくていい。今まで本当にがんばったな。ありがとうな」そう私は彼に声を掛けました。僕自身も彼のがんばりを知っていましたし「すみません」という場面ではなかったからだと思っていました。それでも彼は「○○コーチ、すみません・・」そう繰り返しました。
数週間後の卒団式の時に彼に手紙を書きました。 「あの時、君は何度もすみませんと言ったね。一生懸命がんばった君だから敢えて君の【すみません】を受け取ります。ただあの時のすみませんは【このままで済みません】という意味だとして受け取っておきます。このままでは終わらない・・次に繋げるための【済みません】だと思って心に刻んでおきます。これからの君の野球人生の【済みません】を楽しみにしています」人間は【すみません】という場面がたくさんあります。それは子供だけでなく我々大人も一緒です。ですが・・の【すみません】を【済みません】に変えることで未来の自分が変わるのかもしれません」という内容でした。

心に響くものがありました。「すみません」という言葉は自分にまちがいや悪い事をしてしまった時にまちがいや失敗を認めて反省し次へのステップにする言葉のような気がします。ミスやエラーをすると怒られるから、ミスはいけないものだと思いとにかく怒られないように、ずっと無難な感じでプレーをしているケースも多いような気がします。だから「すみません」と話す場面も少ないのかも知れません。そして最近は素直に心から「すみません」といえる人も少なくなっているように思います。指導者や上司は失敗を恐れずチャレンジできる環境を作り「済みません」と言える人を育てて行かなければいけないと感じました。 

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