店長の独り言!

ゴールデンウイーク中、気になったことが数点ありました。観光地へ行くと両側から多くの鯉のぼりが泳いでいたりしますが、自宅の敷地で鯉のぼりをあげているところをほとんど見なくなった。無くなったと言えば学生帽をかぶっている生徒もいなくなった。ついでにナースキャップもほとんど見なくなりました。無くなってから数年もたっているのでしょうがそのことに関心が無ければ気がつかないものですね。そういう意味でも好奇心というのは大切なものだと思いました。

先日あるメルマガに、全国大学選手権で前人未到の九連覇を果たした帝京大学ラグビー部監督、岩出雅之の事が載っていました。学生を指導していく上でトップダウンの指導では無く学生に考えさせる為に「四年間の短期的な目標と、卒業した後の長期的な目標を考えさせています。高校を出たばかりの一年生というのは、ラグビーをしたいとかレギュラーになりたいとか優勝したいとか、目の前のことだけにターゲットを置いて入部してきます。そういう夢があるからこそ、彼らは体の中からワクワクするエネルギーが湧き起こってくる。ですから、四年間の短期的な目標を立てることは大事です。ただ、卒業後もラグビーを続ける学生ばかりではありませんし、続けたとしてもラグビーというのは比較的選手寿命の短いスポーツですよね。その後の人生のほうが長いわけなので、社会人としてどういう活躍をしたいのかってことも学生の時から意識させるんです。目の前のゴールと未来のゴールを同時に考えて設定することで、彼ら自身の力で人生を切り開いていってほしいと思っています」と書いていました。青山学院の原監督にも共通するところですね。社会に出ても活躍できる学生を育てるというのは学生スポーツの本分だと思います。そんな学生が秋田で活躍して欲しいと思います。

先日の紹介した「やる気にさせる高校野球監督の名言ベスト66」に書いていましたが「屋上にたどり着くまでには、一階から上り始めなければいけない。いきなり二階や三階からスタートすることはできない」まさしく九連覇する為には生徒と共に目標を共有し階段を一歩一歩登り詰め屋上にたどり着いたのでしょうね。そしてたどり着いたらまた違う屋上に向かって一歩一歩進んでいるのだと思います。数値化した具体的な目標に継続して前進していく事の大切さを感じました。

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