お盆休みも終わり、通常の勤務に戻った方も多いと思います。お盆休みは皆さんはどう過ごされていましたか。自宅の近所は帰省して実家に戻る県外ナンバーの車が年々少なくなっている様に思います。いろいろと理由はあると思いますが、寂しいことですよね。私は金足農業の活躍もあり高校野球観戦に明けくれてました。今夏２勝目を挙げて節目の甲子園１０勝に到達したようですが、今大会に出場する公立校は５６校中８校。農業高校として出場しているのは金足農業だけです。メンバーは地元出身者のみということで地元の愛着を感じます。お盆期間中に会った人は皆、挨拶変わりに「金農の試合見た！」から始まった様に思います。選手の活躍に元気をもらえますよね。優勝候補の横浜高校にも勝ちましたし近江高校も撃破しベスト４進出です。近年初戦敗退が多かった県勢ですが、今大会の金足農業はまさにミラクルです。夢の真紅の優勝旗を秋田に持ってきて欲しいと思います。
ネットで話題になっていた背中を思い切り反り返らせて、金足農ナインが全力で校歌を歌い上げている姿。「すがすがしい」「応援したくなる」などと好意的な反応が多いようです。いまさらながらかもしれませんが応援歌で今大会で始めて知ったのが「ダイナミック琉球」。動画サイトにはたくさん載っています。仙台育英高校が応援歌として使ったことがきっかけだったようで、この応援歌の様子はSNSなどでも話題になり、新聞やテレビでも紹介されて一般層にも一気に認知されました。最初にソロパートで熱唱してじっくり聞かせてから、全員の応援へとなだれ込むというドラマチックな構成になっているからだと思いますが、これまでの応援歌は全員で歌うのが一般的だったのですが、この曲は冒頭にソロで歌うため非常に目立ちます。そしてソロで熱唱している生徒がまたうまいんです。野球やサッカー、バスケットと応援風景もどんどん変化していますね。高校生のエネルギーを感じられる応援がすばらしいと思います。あるメルマガに「コーチによく覚悟を決めろと言われてきたけど、覚悟は外から言われて決めるものじゃない、覚悟は自分自身で持つものなんです」覚悟だけでなく何事も言われてやるのでなく自ら行動する姿勢が大切ですよね。そういう意味で高校野球の応援は応援しなさいではなく自ら応援したい人の集まりなような気がしました。選手だけでなく応援の皆さんがんばってください。
