サポートから一言!

先日当店サポートカウンターに「起動したりしなかったりしていたパソコンがついに起動しなくなった」とノートパソコンが持ち込まれました。電源を入れると自動修復画面が立ち上がってしまい、再起動をしてもWindowsが起動しない状態でした。そのパソコンは1年ほど前にネットで購入したという新しいものでしたが、どうやらWindows11にアップグレードしてから動作がおかしくなってしまったようです。システム修復やリカバリ領域からのリカバリもうまく出来なかったためリカバリメディアを使う必要がありましたが、お客様は持っておりませんでした。

「詳細オプション」から修復出来る場合もありますが…。

Windows7ころまでのパソコンであればメーカー純正のリカバリメディアが付属されていましたが、最近のパソコンはリカバリメディアが付属されていないモデルがほとんどです。その代わりにそれらを作成するソフトがインストールされていて、万が一に備えパソコンが正常動作しているうちに利用者側で作成しておく必要があります。「再セットアップメディア作成ツール」とか「ディスク作成ユーティリティ」というような名前で、DVDまたはBDまたはUSBメモリを使って作成します。

リカバリメディア作成ソフトがインストールされていても、デスクトップ上にアイコンが出ていないことがあります。

お客様のご要望は「早く使いたい」、「データはいらない」、「初期インストールソフトもいらない」ということでしたので、Windows10をクリーンインストールし、各種ドライバ、Windowsアップデートの適用をしてお返ししました。お客様のパソコンはWindows11に対応したものでしたが、今回のように動作不良に陥ってしまうことがあります。こんな時に備えてお使いのパソコンのリカバリメディアを作成しておくようにしましょう。

当店では起動しなくなったWindows搭載パソコンの修理、点検を行っております。その他Windows搭載パソコンのことでしたら当店サポートまでお気軽にご相談ください。

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