
先日Microsoftの新しいOS“Windows 11”が今年の10月5日(日本時間では6日の深夜から早朝頃)にリリースされると発表されました。Windows 11を標準搭載したパソコンが順次販売されていきますが、Windows 10を搭載したパソコンで動作要件を満たせばこの日から2022年前半にかけて無料でアップグレード出来る予定です。


Windows 11ではタスクバーアイコンの位置が左から中央に変わり、スタートメニューや設定アプリ、エクスプローラ内などのアイコンのデザインが変わり、立ち上げた各種アプリの角が丸くなったり…と、見た目が大きく変わった点はいくつもあります。ただパソコンの操作感や各種ソフトの使い方などはこれまでのWindowsと同様ですので、パソコンを起動してブラウザを立ち上げてしまえばこれまでのWindowsと何ら変わりません。あまりパソコンになれていない方でもWindowsを触ったことがあればすぐにWindows 11に慣れると思います。

当店ではWindows 11のInsider Preview版をインストールしたノートパソコンをデモ展示しております。このWindows 11が公開された時は動作の重さがあちこちで指摘されていましたが、その点も徐々にアップデートで改善されているようです。デモで用意した「第8世代Core i5 / メモリ8GB / SSD500GB…」というスペックのノートパソコンでは問題無く快適に動作していて、パソコンの起動やソフトの立ち上げが遅いといったことはまったくありませんが、メモリの使用量がWindows 10よりも増えていました。クリーンインストールした後、一通りのドライバインストールとWindowsアップデートを済ませた状態で3GBほど使用されていたので、搭載メモリが4GBのパソコンでは足りませんし、8GBのパソコンも使い方によっては足りなくなる恐れがあります。アップグレードを検討されている場合はお持ちのパソコンのメモリ搭載量を確認し、場合によってはメモリの増設をおすすめします。基本的にはWindows 10が動くパソコンであればWindows 11を動かせるようですが、セキュリティ向上の観点からその他動作要件がこれまでのWindowsよりも厳格化されています。詳しくは下記のWindows 11システム要件の紹介ページをご覧ください。
当店ではWindowsを搭載したパソコンのサポート全般を行っております。Windows 11に対応したパソコンが欲しい、今のパソコンが対応するかなど、Windowsパソコンで分からないことがあれば当店スタッフまでお気軽にご相談ください。