店長の独り言!

週末は全国高等学校野球選手権秋田大会準決勝・決勝が行われました。皆さんご存じと思いますが、秋田中央高校が延長戦の末5-4でサヨナラ勝ちで甲子園大会の出場を決めましたよね。実に45年ぶりの出場になります。野球部OBの皆さんはじめ同校の卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。本当にうれしいことだと思います。決勝戦はどちらに野球の神様がほほえむのかわからない位緊迫したゲームでしたよね。野球の神様が7回までは秋田中央高校に優勝旗を持って行きかけたのですが、8回に明桜高校が同点に追いつき優勝旗は中間に置かれた状態。9回からは明桜高校に何度も優勝旗をさしのべたのですが掴みきれないままで最後は秋田中央高校がサヨナラ2塁打で奪い取ったという感じでした。まさに決勝にふさわしい名勝負でしたよね。明桜高校は10安打に四死球が13、残塁が16ですから秋田中央高校の3投手が最後は頑張ったということでしょうね。

新聞の記事によれば秋田中央高校は昨年1回戦で敗退後、決勝戦の日に球場周辺の駐車場誘導係をしていたようで悔しい思いを忘れたことがなかったようです。また明桜高校の加藤主将は昨年決勝で金足農に敗れてから、練習中はいつもポケットに決勝で敗れたときのメダルをいれて、昨年の悔しさを忘れないようにしていたのだと思いますが、そんな悔しさを内に秘め試合中は笑顔を絶やさずチームを引っぱっていたのが印象的でしたし甲子園を「簡単に届きそうで届かない存在」と形容したのも印象的でした。両校とも某漫画の最終巻にある監督の名言「はいあがろう。負けたことがあるというのがいつか、大きな財産になる」とありるように、昨年の敗戦が大きな財産となり決勝まで進出できたのだと思います。

京セラ稲森会長の言葉に「どんな困難に直面しようと誰にも負けない努力を重ね、いつも明るく前向きな気持ちで、懸命に働き続けることで、人生は必ずや豊かで実り多いものになる」というのがありますが、秋田中央高校の選手はこの言葉を実践してきたのでしょうね。甲子園大会での活躍を期待したいと思います。

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