連日のように暑い日が続いていた秋田市も雨や曇りが増えたこの頃は30度を下回る日が出てきました。それでも30度近いような気温になることも多く、まだまだ暑い日は続きそうです。以前パソコン内部のパーツを冷却するパーツなどについてお伝えしましたが、パソコンだけでは無く、実は無線LANルータやモデムもかなり発熱するようなものとなっています。設計上考慮されているとは言え、熱くなりすぎるとインターネットの通信速度が低下してしまったり、インターネット接続が安定しなくなったりと、インターネット関連の様々なトラブルが起こる場合があります。
無線LANルータやモデムをクーラーが効いている部屋に設置していたり、そもそも夏で無ければあまり気を配らなくても良いかもしれません。ただこの夏場にクーラーが効いていない部屋に置いていたり、効いていても日に当たる場所に置いていたり、棚の中に設置していたり、周りにものを置いて風通しが悪くなっていたりすると、うまく放熱出来ずに本体が熱いままになってしまいます。触れないほどに熱い状態だと、インターネットの通信速度が本来よりも遅くなったり、接続が安定しなくなる場合があります。
例えば扇風機を首振りで使用し、無線LANルータやモデムに少しでも風が届くようにするだけでも本体の温度を抑えられます。他にも、無線LANルータにはHDDを取り付けるようのUSBポートが備えられているものが多くなっていますが、このUSBポートを利用してUSB接続のファンなどを横に置いて冷却するという方法もあります。パソコン内部で使うようなヒートシンクを直接本体に貼り付けるという荒技もあり、この方法でも本体温度を下げる効果がありますが、回線業者からレンタルしている機器の場合はこの方法はオススメできません。
長期的に見れば精密機器にとって熱は敵ですので、幾分でも冷やすことが出来れば安定して長く使えるということにも繋がります。この記事を読まれた方はこれを機に、無線LANルータやモデムの設置場所、本体温度に気を配ってみてはいかがでしょうか。当店ではパソコンや周辺機器の修理、点検を承っております。インターネット接続に関するトラブルは今回ご紹介した原因以外にも様々なものが考えられますので、お困りの際はお気軽に当店サポートカウンターまでご相談ください。
