サポートから一言!

いよいよ雪がちらつき氷点下になるような日も出てきた秋田市ですが、そんな寒い冬の時期になると「パソコンが起動しない」とか「パソコンの動作が遅くなった」といったご相談が急増します。こうしたパソコン不具合の原因には、パソコンに内蔵されているストレージが故障しているケースがとても多くなっています。

昨日まで普通に使えていたパソコン。HDDの故障で起動しなくなった。

多くのパソコンに搭載されているHDD(ハードディスクドライブのこと)は、ディスクが回り、針が動いてデータの読み書きをするようなパーツです。稼働する部品がいくつかあるため、長い期間使っているとだんだんと調子を崩していってしまいます。また “高温”や“低温”、“多湿”、“衝撃”などの外的要因によっても調子を崩しやすいパーツです。この冬の時期暖房の効いていない寒い部屋で使い続けるのは、パソコンにとって過酷な環境と言えます。暖房が効いていても置き場所によってはいつまでもパソコンが冷たいままだったりもしますが、これもパソコンにとってはよくありません。しっかりと部屋を暖め、パソコン本体がある程度あたたまってから使うようにしましょう。

有名フリーソフト”CrystalDiskInfo”にてHDDの異常を検知している。

近年パソコンの内蔵ストレージの主流は、HDDからSSD(ソリッドステートドライブのこと)へと変化してきています。SSDはUSBメモリのようなパーツで、可動する部品がなく、HDDに比べデータの読み書きが何倍も速いのが特徴のストレージです。HDDよりも外的要因によって故障することが少ないとされていますが、万が一壊れてしまった場合はデータの復旧が難しくなっています。5年以上前のパソコンではHDDが搭載されているものが多く、ここ数年はSSDの容量単価が安くなってきたこともありSSDが搭載されているパソコンも増えてきました。ちなみにデスクトップ型パソコンやノートパソコンの上位または大型の機種では、システム用にSSD、データ用にHDDというように両方を搭載しているパソコンもあります。

データ用ストレージが壊れてしまい、フォーマットを促される。

パソコンにHDDとSSDのどちらが搭載されているにせよ、定期的にデータのバックアップをしておくことで故障時のリスクを減らすことが出来ます。特に消えてしまってはまずいデータに関しては、パソコン内部のストレージと外付けHDDなどの外部ストレージなどの2カ所以上にデータを保存しておくことで、より安全にデータを保管し続けることが出来ます。最近ではデータをクラウド上(インターネット上)に保存するサービスもあるので、こちらもオススメです。

当店サポートでは起動しないパソコンの診断や修理、その他故障の修理診断を受け付けております。パソコンの動作がいつもと違うと感じたら、一度当店サポートカウンターまでお気軽にご相談ください。

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