サポートから一言!

近年、特に2017年にAMDが第1世代Ryzenシリーズを発売してからは、CPUの性能がAMDとIntelともに世代を追うごとに大幅向上してきています。今月6日の19時より、AMDの第4世代Ryzen “Ryzen 5000シリーズ(Zen 3)”が発売されますが、現行の第3世代Ryzen 3000シリーズ(Zen 2)よりもIPCが19%アップと大幅に性能が向上するようです。

これまでL3キャッシュは4コアで16MBだったが、8コアで32MBの一括りになる。

これまでのRyzenシリーズは共有キャッシュなどの構造上、Full HD(1080p)やWQHD(1440p)出力でのゲーミング時、平均リフレッシュレートがゲームタイトルによってはIntelに及ばないことが多々ありました。そのためか、シングルスレッド性能が必要な場合やゲームで高リフレッシュレートを求めるならIntelのCore iシリーズ、ゲームと同時に配信や録画をしたり動画編集などの高負荷な作業をするといった用途ではAMDのRyzenシリーズが選ばれる傾向にありました。Zen3となるRyzen 5000シリーズではこの共有キャッシュの構造などが大きく変わり、現行のZen2に比べIPCで最大19%もの性能向上を果たすようです。これにより実際のCPU処理能力、今まで劣っていたシングルスレッド性能でもIntelに勝り、ゲームのタイトルによっては平均リフレッシュレートが30%も向上し最高のゲーミングCPUとして登場します。

平均FPSが大きく向上している。
RX6800XTはRTX3080対抗として登場する。

またAMDはGPUにも力を入れていて、順次新世代Radeon “RX 6000シリーズ”が発売されていきます。こちらも長らくゲーミング性能でNVIDIAに後れを取っていましたが、RX 6000シリーズは発売されたばかりのRTX 30シリーズに肩を並べるかそれ以上の性能だということです。例えば“GeForce RTX 3080”の対抗として“Radeon RX 6800 XT”が登場しますが、後者は同等以上の性能で搭載メモリがより多く(16GB)、消費電力が低い(300W)GPUとなっているようです。ちなみにRyzen 5000シリーズとRadeon RX 6000シリーズを組み合わせることで、ゲーミング時5~11%程度の性能向上が見込まれる“Smart Access Memory”という機能が利用できるようになるため、CPUとGPUをともに最新のAMD製品で構成するのがオススメです。

ロゴも一新し大幅な性能向上を謳っている。

AMDは今回この新世代製品でCPUとGPU共に大幅な性能向上を果たしますが、来年の早い段階にIntelから“第11世代Core iシリーズ”が登場する予定です。こちらもIPCの大幅向上を謳っている製品で、Ryzenとの性能比較に注目です。これまでCPUは長らく大きな性能向上がありませんでしたが、現在はAMDとIntelで競い合い年々性能向上が凄まじく、パソコンの買い換え時が分からないという声が度々聞かれます。逆にそれは、いつ買っても性能が良いということでもあるので、パソコンの買い換え等で迷っている方は当店サポートまでお気軽にご相談ください。

当店ではRyzen 5000シリーズやRadeon RX 6000シリーズを販売する予定です。ただRyzen 5000シリーズに関しては11月6日の19時発売解禁となっていますが営業時間の都合上、当店では11月7日の開店時(10時30分)より販売を開始する予定です。みなさまのご来店、買い換えのご相談等お待ちしております。

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