あるメルマガに、休校中の子どもたちに贈る「こんなときだから伝えたいこと」というのがありました。ちょっと紹介したいと思います。
有名なアメリカのリンカーン大統領は、大統領になるまでの間、いろんな選挙に９回も落選しています。戦国時代の英雄、豊臣秀吉は、若い頃、ある侍の家で働きますが、仲間とうまくやっていけずに、クビになります。農民から天下人になった、人から好かれて出世した、あの秀吉が、ですよ。明治維新の立役者、西郷隆盛は、上司に嫌みを言って、遠くの島に送られてしまいます。弱みのない人なんて、いません。英雄も、大統領も、みんな私たちと同じように、弱点や悩みを持っているのです。では、彼らは弱点や悩みを、どうやって良い方向にもって行ったのか。
簡単です。たくさん、たくさん、失敗したのです。失敗するには、チャレンジしなければなりません。チャレンジして、失敗して、反省して、またチャレンジする。そうやって弱点や悩みを、少しずつ良い方向にもっていったのです。日本に親近感を持っていたことで知られるアメリカの大統領、セオドア・ルーズベルトは、「ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ」と言っています。失敗した、ということは、間違いなく、なにかにチャレンジしたわけです。ですから、失敗は、ものすごく大切なのです。だって、チャレンジしなければ、なにも実現しないのですから。
この文章は「休校中の子どもたちを何かで元気づけられないか？不安を和らげてあげられないか？」という趣旨で寄稿されているものですが、子供に限らず誰にでも共通することですよね。何度も失敗を重ね人として大きくなっていった偉人たち。勇気を持って出来ると信じチャレンジすることの大切さを語っていると思います。コロナウイルスで大変なときこそ、完璧な答えは見つからないかもしれませんが前向きにチャレンジすることが必要なのだと思います。いつの時も大切にしなければいけないことですよね。皆さんも明日から何かにチャレンジしましょう。
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