4月1日、新元号が発表になりましたよね。新元号の「令和」なんか響きが良く斬新なイメージを感じました。安倍首相の談話の中で「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております」そして「一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和に決定致しました」と話していましたが、日本固有の文化を大切にしながらも、地元や日本そして世界でも大きな花を咲かせて欲しいと思います。
もうすぐ平成が終わりますが、皆様にとってどういう時代でしたでしょうか?スポーツ観戦が好きな私としては、もの凄く印象に残っているのが、第二回ワールドベースボールクラシック・韓国との決勝戦、女子サッカーワールドカップ・アメリカとの決勝戦、ラグビーワールドカップ・南アフリカ戦とこの3試合はもの凄く感動した試合でした。国民が興奮し感動し元気と勇気をもらった試合だったように思います。番外編として東日本大震災があった年の甲子園大会、能代商業対如水館戦の最後まで諦めない心を揺さぶるような激闘、そして昨年の金足農業の準優勝した全ての試合における高校生らしい直向きな姿になりますかね。新たな時代にも感動を味わいたいと思います。
前回、名言について話をしましたがちょっと気になった本がありました。「高校野球監督の名言ベスト66」この本のプロローグに「誰もが魂の宿る言葉を発せられるわけではない。「こう言えば子供たちは喜んでくれるだろう」。そんな気持ちで発言された言葉は、本気の人間には見透かされてしまう。逆にいえば、いくら本物の言葉を聞いていても、聞く側も本気でなければ、心に響かない。話す人と聞く人の心のピントが合っていなければ、名言は生まれない。本気で選手たちと向き合い、本気で甲子園を目指し、本気で日本一を目指しているからこそ生まれる言葉。本気の人間だからこそあふれ出てくる想いが、選手たちを動かしている」とありました。
魂の宿る言葉とはどんなものなのか、監督自体どんな考えで、どんな状況でどんな
言葉を発しているものなのか興味があるところです。言った本人が覚えていない何
気ない言葉でも、相手は何十年たっても覚えていることがありますよね。お互い本
気の中で交わされた言葉だったからだと思います。早めに購入して是非読んでみた
いと思います。