今月も残すところ一週間余りとなりました。
まだ、残暑が厳しい状態ですので熱中症には十分に注意して下さい。
さて、長いところで9連休となったお盆休みが明け、通常の生活に戻っている方も多いと思います。
普段使用しているパソコンや周辺機器も連休中はお休みというケースが多かったようです。
長期間放置され、電源が入っていない事が原因で連休明けにパソコンに電源を入れた際、パソコンに故障が発生し、起動出来ないという内容のパソコントラブル相談が結構ありました。
パソコンの電源を入れたらこんな画面で止まってしまった…
今回の連休は台風の影響で異常な高温と湿度が高めの状態が続きました。
連休中で空調が作動していない状況が長時間高温と湿度が高めの状態にさらされるとパソコンの故障の原因となります。
高温、多湿によるパソコン故障が増えてます。
このような使用環境が原因となる故障として…
1、部品が破損してしまっている
異常な高温と湿度が高めの状態が原因で、構成パーツの経年劣化が進み破損したり、パソコン内部にたまったほこりが湿気を帯びた状態で通電して構成パーツが破損するケースが考えられます。
2、マザーボードの設定値保護用の電池が切れてしまった
パソコンが正常に起動するためにはマザーボードの設定内容が適正でないとOS(Windows)が起動出来ません。
異常な使用環境にさらされると電池の劣化や寿命が早く進み正常に機能しなくなります。
3、主にノートパソコン系ですがパソコン駆動用の充電池の電圧が無くなっている
温度と湿度が高めの状態が続くとノートパソコンやタブレットPCに使用されている
充電池(リチウム電池等)の発熱や異常放電が発生しやすくなります。
最悪、充電池の破裂や発火事故に至るケースもあります。
異常な高温下での使用時は内蔵バッテリーの発熱や膨張にご注意下さい!
パソコンは使用していない状態でもパソコンの保管環境が高温、多湿であったりほこりの多い場所であったりと、使用環境が劣悪な場合は故障の原因となります。
パソコンを長期間使用しない場合はビニール袋をかけ、出来るだけ湿気とほこりの少ない風通しの良い冷暗所にて保存することをお勧めします。
パソコンのトラブルや故障対応については当店サポートカウンターまでご相談下さい。