先週の日曜日に全国高校野球選手権秋田大会決勝が行われました。過去にも決勝で激闘を重ねてきた秋田商―金足農とあって球場には1万5千人の観客が詰めかけたようでした。試合は両チームとも粘り強い攻撃で九回の最後までどちらに勝利の女神が微笑むかわからない熱戦で今年も名勝負だったように思います。結果はご存じでしょうが金足農が秋田商に6―5で競り勝ち、6年ぶり7度目夏の甲子園大会出場を手にしました。一方秋田商は2年連続の決勝敗退で残念ながら9年ぶりの甲子園出場はなりませんでした。2年連続の敗退ですからこの悔しさを次に繋げて欲しいと思いますし、繋がる事と信じたいと思います。そして今回のような試合を子供たちが見る事により野球をしたい、もしくはスポーツをしたいと思う子供が増えて欲しいと思いました。今週からオリンピックが始まっています。多くの人が感動や勇気、元気をもらいそれぞれの競技人口が増えてくれたら喜ばしいことだと思います。
今回もあるFBに載っていた言葉を一つご紹介したいと思います。
「不運と幸運は表裏一体。不運だと嘆いていたことが、後で幸運に変わる。恵まれていないと愚痴っていたら、実は、とても恵まれていたと、後で気づくこともある。不運の日々にあって、知らぬ間に幸運の種がまかれている。このご時世だ。今こそ底力をつけて、次のステージへと飛躍しよう。」
悲運と嘆いていたことが、後で幸運に変わる事があります。逆境に陥り嘆き、もがき苦しみながらも、ギリギリのところで努力を続けていたら、知らぬ間に底力がついていたということがよくあるようです。その底力が次のステージで大いに役に立ったということもよく聞きます。そんなことが人生では、よく起きるのではないでしょうか。万事流転という言葉のようにすべてのものは絶え間なく変化し、川の流れのように今の状況は必ず変化していきます。不運とは幸運の扉を開ける「鍵」のようなものとポジティブに考え、次のステージを見すえて、毎日を過ごしていくことが大切ではないでしょうか。すべては物事の受け止め方、捉え方で道は大きく変わっていくように思います。基本はポジティブに考え進んでいくことが大切だと思いますが、最後の最後は「なるようにしかならない」と開き直ることも大切だと思います。でも「案ずるより産むが易し」の言葉のように案外たやすく切り抜けることが多いのではないでしょうか。嘆き悲しむ事より幸運の種をまくように毎日を過ごしていきたいと思いました。