昨年の今頃は平昌オリンピックが開催されていて日本選手の活躍で国内は大変盛り上がっていたのが昨日のようです。過去最高の１３個のメダルを獲得しましたが特にスケート競技の活躍が目につき競技人口も増えたのではないでしょうか？昨年末頃から女子フィギュアスケート界に紀平梨花選手というニュースターが誕生しましたよね。昨年末にはグランプリファイナルを制し今年に入り四大陸選手権でも逆転優勝と乗りに乗っている感じです。スポーツそのものは、やっている人も見ている人も応援する人も楽しいスポーツが理想のような気がします。選手はプレッシャーに打ち勝つ為に悔いが残らないだけ練習をし、後は楽しみたいということになるのでしょうが、楽しむことにまたプレッシャーを感じないで欲しいと思います。成功の反対は何もしないことでしょうから、挑んだことによりたとえ失敗したとしても、新しい気づきがあり、その失敗を種にさらに上を目指せば良いと思います。
２週間ほど前に録画していたプロフェッショナル 仕事の流儀「この一貫に、心を尽くす～すし職人・天野功～」を見ましたが心に残る一言が「不器用な人ほど自分のものにした時の力になる」でした。福岡・北九州のすし職人で、もの凄い腕を持っている職人さんなのですが、常に謙虚で地元漁師の思いをお客様に届ける為に飽くなき研究心を持ち前向きにチャレンジし続ける姿が印象的でした。海外のお客様もおもてなししたいということで６０歳から英会話を習ったりとお客様への感謝の気持ちも忘れることなくお店をやっているようでした。凄いことですよね。「今日があるから明日があるとは限らない。今日やり切っておかないと後悔する」と話もしていました。人間としてのこだわりがあり、そこを突き詰めてきた結果として美味しいものができ、お客様が喜びまた来てもらえる。そのことに素直に感謝していると思いました。ついつい一日を漠然と過ごしがちですが、意識を持って後悔しないように一日を過ごすということは素晴らしいことだと思いました。
