連休の日に久しぶりに祖父母の家に行ってきたのですが、庭を見ていて昔の記憶がよみがえりました。今はあまり外に出かけず家に引きこもっている私ですが、小さい頃は専ら虫取り少年でしょっちゅう何かを捕まえに出かけ、カマキリやコオロギやフナやらを捕まえては家で飼っていました。家の玄関には多いときで虫かご20個くらい並べてあった気がします。そんな20年ほど前に、当時捕ったメダカを祖父母の家にある池に3~5匹くらい放したのですが、今は数百匹となって池を泳いでいます。
雨水が流れていって溜まる水たまりのような池ですが、約20年間メダカたちが暮らしています。夏前にはメダカをエサにして育ったトンボのヤゴの抜け殻が周りの岩やアヤメにくっついていたり、夏や秋にはいろんなトンボが産卵しにやってきます。ヤゴの他にもミズカマキリやアメンボもいたりするそんな池です。
こんな光景が小さい頃は近所の田んぼや用水路でよく見られ、見上げればトンボの大群が飛んでいたりしたのですが、今ではアパートや施設ばかりになってしまって見かけなくなりましたね。用水路、田んぼ、空き地などにいた生き物たちはどこに行ってしまったのやら。山に行けばたくさんいるんですかね…。
