サポートから一言!

大型連休が終わり、今月も中盤となりました。
秋田はコロナ感染者数が連日3桁という状況ですので感染防止策を万全にしてコロナ感染には十分に注意してください。

さて、先日お客様から当店サポートカウンターにパソコンでネット閲覧をしていると頻繁に警告画面が出るのでウィルス感染したのでは?
というご相談がありました。

IEサポート終了警告

内容を詳しく伺うとネット閲覧ソフトのインターネットエクスプローラーが間もなくサポート終了のため他の閲覧ソフトへ切り替えてくださいとい警告文が頻繁に表示される状況でした。
そのためパソコンがウィルスに感染してしまったと勘違いしていたようでした。

インターネットエクスプローラーは1995年に発表されWindows OS(当時はWindows 95)にバンドルされたことで爆発的に普及し、長くウェブブラウザのデファクトスタンダードとしての立ち位置を保持し続けてきました。

windows95ロゴ

その後インターネットエクスプローラーはWebサイト上のざまざまなサービスや業務系ソフトウェアの基本ソフトの位置づけとなりました。
特に公的機関や一般法人などはインターネットエクスプローラーを主として業務ソフトに使用しているところがまだ多く、数年前から2022年6月15日にてインターネットエクスプローラーはマイクロソフト社がサポートを完全終了するというアナウンスをしているのにも関わらず未だに使用してところが多いというのが現状です。

IE11

インターネットエクスプローラーは発売からかなりの年数を経過し、セキュリティー機能の強化やソフトの不具合対策などで度重なるWindowsアップデートにて改修を行い延命して来ました。
しかし、もうこれ以上の改修は限界と判断されたのもサポート終了の要因のひとつとなってます。

また、ここ昨今の海外情勢の影響でWeb上ではサイバー攻撃が激増し、インターネットエクスプローラーのセキュリティーレベルではかなり厳しい状態に置かれる事になり、格好の攻撃対象となります。

今回のインターネットエクスプローラーサポート終了に際して今までのMicrosoftではなかった「代替ツールへの強制切り替え」という手法により代替ツールのMicrosoft社のブラウザ「Microsoft Edge」へ強制的に置き換わります。
強制切り替え後はインターネットエクスプローラーは削除状態となり、二度と起動は出来ません。

エッジへ強制切り替え

これは最新のWindowsアップデートにて提供される機能となりますのでWindowsアップデートのファイルが古いままで、最新に更新されてない場合は適用になりません。

インターネットエクスプローラーのサポート完全終了まであと一ヶ月程となりますので早めに代替えソフト(「Microsoft Edge」推奨)への切り替えを行うようにお勧め致します。

インターネットエクスプローラーサポート終了に際して詳しくは下記アドレスを参照して下さい。

https://blogs.windows.com/japan/2021/05/19/the-future-of-internet-explorer-on-windows-10-is-in-microsoft-edge/

インターネットエクスプローラーの代替えソフトへの切り替え方法が不明な場合や操作上のトラブルなどについては当店サポートカウンターまでご相談下さい。

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