今年のプロ野球日本シリーズは見ごたえがありましたよね。すべての試合が目を離せない接戦ばかりで、野球を楽しませてもらいました。なかなかタイムリーヒットが出ない試合もあればホームランで同点などいろんな展開がありました。プレーをしている選手は神経をすり減らし大変だったと思いますが、久々におもしろい日本シリーズでした。ＭＶＰに選ばれたヤクルトの中村捕手。ここ数年は挫折を何度も味わい、いろいろとメディアでたたかれ悔しさを胸に秘め臨んだ日本シリーズ。オリックスの強力打線を抑えるために配球にはかなり苦労したと思います。ある解説者が「相手打者を観察し、投手の心境にも配慮した配球に進化しました」と評価していました。挫折を味わいながらもめげずにチャレンジしていく選手はきっと花が咲く時があるでしょう。その花が日本シリーズで咲かすことができたのですから本人も嬉しいことでしょうね。来年は追われる立場になり、研究され簡単にはいかないでしょうが来年も優勝し今年のようなシリーズを期待したいと思います。
今回もあるＦＢに載っていた言葉を一つご紹介します。
「人生、いつでも、今、ここから。過去に、どんなことがあっても、今日から未来は変えられる。今から変化は起こせる。これまでどうあったかではなく、これからどうするか。これからどうあるか。人は自分で思っているより、多くの可能性を秘めている。過去より未来に目を向けて、自己の可能性を広げていこう。」
今回の中村捕手にぴったりな言葉のように思います。過去は過去。大切なのは今ここからの未来。確かに過去は変えることはできない。でも未来が変われば、過去の「意味」を変えることはできますよね。過去の辛い出来事も未来がよりよく変化していけば「あの体験があったから、今がある」「あの辛い日々があったから強くなれた」そんな風に過去が有意義な時間となるのではないでしょうか。過去に生きず、今ここからを生きる。今ここからの未来に意識を向けて、よりよい変化（チャレンジ）を起こすことが大切ですよね。
そういえば今週２０２１年流行語大賞が発表になりました。年間大賞は大谷翔平選手の「リアル二刀流／ショータイム」に輝きました。今年は大谷選手にも十分に楽しませてもらいました。彼の言った言葉で「周りからは失敗に見えることでも、僕からしたら前へ進むための段階という場合があります。決して、後ろに下がっているわけではない。」という言葉があります。彼もまた常に自分の描いた未来を見て現状をチェックしながら突き進んでいるように思います。彼にも来年も楽しませてもらいたいと思います。
