ほぼ例年通りの梅雨入りとなった秋田市。湿度が高くなるこの時期は、ハードディスクにとって苦手な時期の一つとなります。データが保存されているハードディスクは、夏や冬の極端な高温と低温に加えて多湿な環境にも弱く、雨が多くなるこの時期は特に注意が必要となります。
実際に高温と多湿が重なる梅雨の時期は、ハードディスクの故障率が高くなるとの論文があるようです。論文には、高温多湿の環境下で使用するのは最適な環境で使用する場合に比べて、故障率が5倍に跳ね上がるなんてデータが記されています。最適な環境というのは人間でも過ごしやすい環境のことのようで、気温25度程度で湿度50%前後あたりを指します。
対策としてはエアコンで温度湿度を調整することで、ハードディスクの故障率を下げることができます。また埃だらけの場合は埃が湿気を吸ってしまうため、パソコン本体や外付けハードディスクの筐体、これらを置いている周りを定期的に掃除する必要があります。他にも年数が経過しているハードディスクでは単純に故障率が増え、これに高温多湿という条件が重なると故障率が跳ね上がってしまいます。普段と違う動作音がしたり読込が遅いなどの症状が出たら手遅れになる前に、ハードディスクの交換やデータを別のデバイスに移動するなどしましょう。
当店ではハードディスクの交換やデータの復旧を承っております。万が一読み込めなくなってしまってもデータを復元できるかもしれません。パソコンや外付けハードディスクの不調、データの取り出しなどについてお困りの方は、一度当店サポートカウンターまでご相談ください。
パソコン専門店 コム
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