サポートから一言!

先日行われた「CES2019」にて、AMDのCEOが基調講演を行い、その中で第3世代Ryzenの発表がされていました。第3世代Ryzen(試作機)は、ライバル社Intelの一般向けハイエンドCore i9/9900Kと比べ、性能面ではわずかに上回り、消費電力は3割も低くなっているようです。これまでのRyzenは同時期のIntel製CPUと比べて、1コアあたりの性能が低い分、コアを多くして性能を稼いでいる面がありました。今回発表された第3世代Ryzenは8コア / 16スレッドのようなので、Intel製CPUと同じコア数 / スレッド数で、同程度の性能とより低い消費電力を手に入れたことになります。

第3世代Ryzenは、7nmプロセスで製造され、I/Oダイを内蔵し、PCI-Express 4.0をサポートされるなど、第2世代Ryzenと比べると大きく進化しています。対応ソケットは現行のAM4プラットフォームなので、現在市販されているマザーボードでもBIOSアップデート等で搭載可能になりそうです。発売時期ですが、今年の夏頃にPCI-Express 4.0に対応したマザーボードが予定されているため、第3世代Ryzenもこの頃に登場するかもしれません。

第1世代Ryzenが出たときは、Intelに比べコア数が多く、ほぼ同価格とかなり驚きました。今回のRyzenも驚かせてくれそうで、発売日が待ち遠しいですね。

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