私の青春のゲームである伝奇ビジュアルノベルゲーム「月姫 -A piece of blue glass moon-」が明日発売します!!
2008年でしょうか？ 美少女ゲーム雑誌に月姫リメイクの情報がでたのが…。情報が出たときは周りに居た友人達と盛り上がったもので、その際、「まぁ、発売まで5年程かかるんですけどね」と茶化し合っていましたが、まさか10年を超えるとは思いませんでした。
「月姫」から始まり「空の境界」「Fate/stay night」「Fate/hollow ataraxia」「魔法使いの夜」とTYPE-MOON作品だけでなく「月の珊瑚」「DDD」「CANAAN」等の奈須きのこ作品にも触れていて、「Fate/Grand Order」も遊んでいる私ですが、未だに月姫は個人的なレジェンド作品の一つ。
今回のリメイクにあたって、キャラクタデザインや世界観設定が現代風に刷新されているようです。最初に出た作品だけあって、世界観が現在の「Fateシリーズ」に比べて狭く、当時は本編で名前だけの「設定のみ」のキャラクタがいるので(※本編に登場する敵キャラ「死徒二十七祖」のほとんどが設定のみ)、そこら辺を改変するのだと思います。
一応、TYPE-MOONの世界感では月姫本編の登場キャラクタ達もかなり上位の存在ですが、FGOに比べると薄くなってきた感もあります。今回のリメイクでFate世界線との摺り合わせで色々と強化が入ると思うのでとても楽しみです。
PS4版とSwitch版とあるようですが、なんとPS4版の容量が40GBあるようです。「魔法使いの夜」のようにエフェクトをガンガン、アニメーションをグリグリと動かしてくれるのを期待したいです。
声優さんも格闘ゲーム「MELTY BLOOD」「カーニバルファンタズム」より全員変更。前の声優さん達はとても合っていて良かったのですが、PVを見る限り今回の声優さん達も良い感じです。声優さんの変更、キャラクタデザインの一新で反発している古くからのユーザーも当然いますが、私個人としては今のところ変更に不満は無し。むしろこれからアニメ化等へのメディア展開に本気を感じました。
過去にTYPE-MOON作品に触れたこともある方、今現在「Fate/Grand Order」をプレイされている月姫を知らない方、本作品中は繋がりが薄いものの、間違いなく「TYPE-MOON」の原点に限りなく近い作品だと私は思っています。プレイ時間約40時間というノベルゲームにあるまじき内容量ですので、是非この名作を読んでみて下さい。
※なおリメイクは「月姫」を2分割したアルクェイドルート「月姫」とシエルルート「夜の虹」の「月の表」編となっています。
