店長の独り言!

皆さんはNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」を見ていますか。私は帰宅してから見るので、夜の連続テレビ小説になっています。主人公の百音ちゃんは震災を経験し高校卒業と同時にふるさと気仙沼を離れ、内陸の登米市へ移り住み林業や山林ガイドの仕事をしながら人の役に立つ事がしたいと思い悩む、とてもとてもピュアな少女です。気象予報士との出会いから、気象予報士の資格に向けて現在奮闘中です。先週の放送で心に残る言葉がありました。
「何も出来なかったと思っているのはあなただけではありません。もしかしたら誰もが自分は何も出来なかったという思いを多少なりとも抱えています。でも何も出来なかったと思う人は次はきっと何か出来るようになりたいと強く思うでしょう。その思いが私たちを動かすエンジンです。」
震災時、地元にいることが出来なく何も出来なかったと思い悩んでいた百音の心に響いた言葉だったように思います。先週の熱海の土石流災害。その場にいたとしても同じような思いをしたかたも多かったのではないでしょうか。一日も早くすべての人の安否確認が出来る事を祈ると共に不幸にも犠牲になられた方々にご冥福を祈りたいと思います。

3年前に行った気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

今回もあるFBページに載っていた言葉を一つご紹介します。
「その人に乗り越えられるからこそ、今、目の前に課題がある。大なり小なり誰もが人生の課題を持っている。その課題をひとつひとつ乗り越えていくことで、運命はどんどん変わっていく。乗り越えられない課題は与えられない。自分の内に宿る力を信じて、今、この時を乗り越えていこう。」

人生の中でいろいろと課題があることで人間が磨かれていきます。日々、発生する課題は人間を磨きあげる研ぎ石のようなものではないでしょうか。課題を乗り越えようと努力を重ね、苦しみ、もがき、小さなプライドを捨てて、素直に人に助けを求め、いろいろな課題を解決していくことで、人間が磨かれ成長していくと思います。すると、次に同じ課題が来ても、動じることはない。あせることも、あわてることもない。課題を何度も何度も乗り越えていくことで、人は強くなる。できれば苦労したくない。辛い思いもしたくない。課題なんて無い方がいい。でも今、目の前にある課題が、高く飛ぶための「踏み切り板」になっていると思えば乗り越えられるかもしれません。百音ちゃんも目標を定め目の前にある課題を一つ一つ周りの人たちの協力を得ながら乗り越えて行ってるように思います。百音ちゃんの成長が毎週楽しみです。

タイトルとURLをコピーしました