サポートからひと言!

今月も中盤となりました。

秋田のコロナ感染報告は一頃より減少しているとはいえ油断は禁物です。人混みを避け外から帰ったら手洗いを必ず行い感染防止策を万全にするようにして下さい。

さて、先日全国版ニュースで「サポート詐欺」被害についての内容が報道されておりました。では「サポート詐欺」てなに?
と思われる方が結構多いと思います。

サポート詐欺 新聞記事

「サポート詐欺」とはパソコンやスマートフォンなどでインターネットを使って調べものやネット動画鑑賞を行っていると画面に突然、パソコンがウィルスに感染した恐れがあるという趣旨の内容が表示され、警告文中にある電話番号へ至急連絡してサポート担当者の指示を仰ぐようにと警告されます。

偽のウィルス警告表示

しかもマイクロソフト社などの大手企業を名乗り「当社に今すぐお電話ください」とひたすら連呼。
そうしなければウィルスに感染したパソコンが原因で、莫大な費用を請求されるなどという脅し文句でとにかく表示の電話番号に連絡させようとします。

パスワード要求被害

表示の電話番号に連絡すると「ゴヨウケンドォーゾォ?」と、何やら日本語の発音にクセのある人物がサポート担者と称して電話口に出て、無料診断に必要のためアプリ(おそらくリモートデスクトップ)の導入とパスワードの入力を求めてきます。
そのまま言われるがままに操作していくと、相手は、PCをリモートで操作し、先ほどまで見ていたブラウザ画面を表示。さらに文字化けしたテキストを見せ、「アアー ドウヤラ ウイルスニ オカサレテイルヨウデスネ……」と告げられます。
更に診断している素振りでもっともらしいファイルを見せつけ、不安をあおり対処するには2万円程必要という事でコンビニ等で電子マネーを購入して電子マネーの決済番号を求めてきます。
これは全て金銭を搾取するための詐欺行為ですので十分に注意してください。

コンビニで販売している電子マネー

最近はコロナワクチンのWeb予約で通常よりパソコンやスマートフォンを使用する事が増えているため、操作に不慣れな方が操作中にこのような事態に遭遇してパニックに陥ってしまい金銭をだまし取られる事件が相次いでおります。
今月も秋田市内で同様の被害が発生していました。

このような事態になった場合はとにかく落ち着いて、ひとりで対処せずに一旦パソコンやスマートフォンの電源を切った上で当店サポートカウンターまでご相談下さい。

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