サポートから一言!

最近当店のサポートカウンターには自作やBTOパソコン、ゲーミングパソコンに関するお問い合わせがとても多くなっております。パソコンを組み立ててみたけど起動しないとか安定動作しないなど様々です。その中から最近承ったお問い合わせ内容をご紹介します。

保護フィルムは必ず剥がしましょう。

まずは「デスクトップパソコンのCPU温度が高い」という内容のお問い合わせです。最近のCPUは、コア・スレッド数が多いCPU、TDP(消費電力の目安)の約2倍まで最大消費電力が跳ね上がってしまうCPU、ターボ時のクロックが5GHz超えのCPU…など、発熱量の多いCPUが増えているため、付属されたCPUクーラーではあまり冷えない場合があります。そんな発熱量の多いCPUを冷やすために、別途空冷CPUクーラーや簡易水冷CPUクーラーを購入して取り付けられている方も多いようです。その別途購入したCPUクーラーを取り付ける際、CPUとCPUクーラーとの接触面に多くの商品で保護フィルムが貼られておりますが、これを剥がし忘れてしまうとうまく熱を伝えられずCPUを冷やせなくなってしまいます。以前お預かりした自作パソコンではこの保護フィルムが剥がされておらず、CPUに大きな負荷がかかっていないのに70度ほどになっていました。これからパソコンを自作される方やCPUクーラーの交換をされるという方はお気を付けください。

同じ構成のパソコンで”左がマザーボード側出力”で”右がグラフィックボード側出力”のベンチマークスコアです。
スコア差は大きく無いものの入力遅延などの要因にもなるため、グラフィックボード側の出力が推奨です。

次は「電源は入るけどなにも映らない」というもので、初めてゲーミングパソコンを手にされた方などからよく聞くお問い合わせです。ゲーミングパソコンには基本的にグラフィックボードというパーツが搭載されています。モニターとつなぐケーブルは本来グラフィックボード側に接続しないといけませんが、一部のパーツ構成やマザーボードの設定によってはマザーボード側に接続しても映像が映ります。ただこの場合、ゲームでフレームレートが本来よりも出なかったり、入力操作の遅延、ハードウェアエンコード時のフレーム飛びなどの要因にもなります。グラフィックボード搭載パソコンでは、グラフィックボード側にHDMIやDisplayPortなどの映像ケーブルを接続するようにしましょう。

グラフィックボード搭載パソコンの場合、赤枠の方に映像ケーブルを接続しましょう。

当店ではデスクトップパソコンの組み立てや各種パーツの取り付け、点検作業などを承っております。パソコンのスペックを向上させたい、パソコンの買い換え、持ち込みパーツの組み立て代行などをご依頼の方は、当店サポートカウンターまでご相談ください。

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