店長の独り言!

県内はほとんど稲刈りも終わったようですね。稲刈りが終われば新米を利用して美味しいきりたんぽ料理が食卓に登場します。食べる人が少なくなっていると聞きますが、我が家では結構きりたんぽをよく食べます。寒くなってくると鍋物は体も温まりますし格別です。美味しいお酒と一緒に、なんて秋田県民の特権ですよね。そしてもうすぐ新そばの季節になります。美味しい鍋にお蕎麦、そしてお酒と秋田は本当に良いところだと思います。

あるコラムに花巻東高校の硬式野球部佐々木監督の言葉が載っていました。「地区で負けたときはすごくブレました。まじめに教育してるから勝てないんじゃないかと。強いチームに限って、いいかげんじゃないですか。人間教育ばかりしてるから勝てないのかと」恩師に相談すると、こんな言葉が返ってきた。「お前はバカか!理念がないからブレるんだ。経営から学べ。他競技、異業種から学べ」言わ、チーム理念をつくった。『日本の高校野球の手本となり、勝つにふさわしいチーム・地域に愛される・学校に愛される・美しく勝つ野球スタイル・はつらつ・最後まであきらめない姿で感動を与えるチームになる』チームブランドは『逆転の花巻東』『決してあきらめない』これをチームづくりの根幹に据えた。「教育目標や理念があったら、何のためにやってるのかが明
確なのでまったくブレなくなりました。混合しちゃいけないと思うんですけど、よく言うじゃないですか。『あいさつがすごい。(カバンなど)ものが揃ってる、靴が揃ってる。だから勝つんだ』って。これは違うと思います。そもそも、何のためにあいさつしてるのか?あいさつしたから勝つチームになるという教え方は絶対しません。あいさつしたからうまい選手になるかといったら、ならない。学校生活が立派だから勝ちましたというのは、きれいごとの話で、新聞に書かれるだけのことなんです」勘違いさせないよう、佐々木監督が選手たちに言うのはふたつの「目」。「目標と目的。何事も『ふたつの目を大事にしなさい』と言っています。素晴らしい言葉があるんです。『目標を達成したからといって、目的が達成されたわけではない』これを聞いたとき、なるほどと思ったんです。目標は達成できたけど、目的と掲げてあるチーム 理念が達成されたわけではない。
 
「花巻東は岩手県出身の選手だけで日本一になるという目標を掲げ、目的は、地元の方々に勇気を与え、元気になってもらうこと」とのこと。きちっとした理念があり個人個人の目標と目的が明確にされ、それにはタイムスケジュールがきちっとあり振り返ることも出来る。だから強く、何より人として成長し立派な人間を育てているように思います。それにしても岩手愛が凄いですよね。おそらく秋田にも秋田愛を持っている指導者がたくさんいると思います。そんな方々も脚光を浴びて欲しいですよね。

タイトルとURLをコピーしました