店長の独り言!

9月に入り朝夕はちょっと涼しくなってきたような気がします。もう少しで季節の果物(梨・葡萄)が食べることができそうですね。今年は好天が多く日照時間も長かったのでおいしい果物が期待できそうで楽しみです。コロナウイルス感染を気にしながらも県北・県南と果物を買いに行きたいと思います。

先日録画していたテレビ番組「バース・デイ」を見ました。今回登場したのは元小結・高見盛。現在は東関親方として新たなスタートを切っていていましたが3月場所はコロナウイルスにより、無観客。さらに5月場所は中止に追い込まれコロナ禍で親方として苦しんでいたようでした。その中で、現役時代何度も折れかけた心を支えていたのが、東関部屋に伝わるある教えで、それは、稽古場に掲げられた十の心。先々代の東関親方、元関脇の高見山が心を鍛え、立派な人間になるための道として、掲げた言葉でした。

一、 おはようという 親愛の心
二、 はい という 素直な心
三、 すみませんという 反省の心
四、 どうぞという 謙譲の心
五、 私がしますという 奉仕の心
六、 ありがとうという 感謝の心
七、 おかげさまでという 謙虚な心
八、 お疲れさまという 労りの心
九、 なにくそという 忍耐の心
十、 嘘をつくなという 正直な心

コロナで強いられた稽古もろくにできない苦しい自粛生活の中でも、親方や関取であると同時に立派な社会人となるために大事な言葉として大切にしていきたいと話をしてました。

あるメルマガに「友達が「してくれない」、配偶者が「してくれない」、政府が「してくれない」、ケースワーカーが「してくれない」、娘や息子が「してくれない」。こういう言葉を口にする人は、青年でも壮年でも精神的老化が進んでいると私は話をしている」というのがありました。「してくれない」は十の心に該当するものがありません。常に正直に、奉仕・感謝・素直・謙虚の気持ちを持って、人間としての与える義務を果たすことも必要だと思います。そうでなくて受けてばかりいると、心が満たされない様な気がします。十の心を大切にし東関部屋から多くの関取を出してほしいと思いました。

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