サポートから一言!

全国的に連日猛暑日が続いていますが、秋田市では8月も終わる最近になってようやく夏らしい暑さがやってきました。そんなこの頃、当店サポートには“パソコンのファンがうるさい”とか“フリーズすることがある”といった“パソコンの熱に関するご相談”が急増してきています。

パソコンには発熱する部品がいくつかありますが、特に熱くなるのがCPUとHDDです。CPUは常時計算をするパーツのためどうしても発熱してしまいます。古い世代のパソコンをWindows10にアップグレードして使っているケースがあると思いますが、当時のWindows7や8よりも最新のWindows10は重いOSになります。古いパソコンほどCPU性能が低いため、最新のCPUに比べて頑張って計算をする必要があり熱くなりがちです。パソコン内部の掃除やグリス交換などをしてもあまり改善されない場合があります。購入後5年程度経過していたり、熱によって動作が不安定になってしまう状態のパソコンの場合は最新世代のパソコンへ買い換え、組み替えをすることをおすすめします。

HDDはディスクが回転しヘッドがその上を動いて読み書きするといった可動部の多いパーツで、これもCPUと同じく発熱します。Windowsアップデートや動画像データの移動時などのデータの読み書きをしているときに特に発熱しますが、これも年数が経過したものだとより発熱しやすくなっています。デスクトップパソコンの場合はファンがそばにあり風を当てて直接冷やしてくれている場合も多いですが、ケースによっては風が全く当たらない構造のものもあります。ノートパソコンはほとんどの場合、HDDに風が一切当たらない構造になっているため放熱が難しくなっています。HDDは熱に対して非常に弱いパーツのため、熱でHDDが壊れてパソコンが起動しなくなったり、読み込みが遅くなるといった状態になることもあります。ケースファンの増設やノートパソコンなら直接風を当てるなどをして、特に夏場はHDDを冷やすようにしてください。

これらパーツが高熱になることで動作が不安定になったりフリーズ、強制終了してしまうことがあります。CPUの場合は風を当てるなどで一時的に凌げる場合がありますが、壊れたHDDからはデータの取り出しすら難しいケースもあります。パソコンの挙動がいつもと違うとか万が一パソコンが起動しなくなってしまった場合、当店サポートカウンターまでお気軽にご相談ください。パソコンの修理やデータの取り出し、パソコンの組み替えなど様々なサポートプランをご提案いたします。

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