店長の独り言!

 

 

 

 

 

 

新年度が始まり入学、就職、転勤、昇進など多くの方が新たなスタートを切るこの時期ですが、コロナウイルスの影響で変則な形でのスタートが多いようですね。国内も大変ですが海外ではコロナウイルスが猛威を振るっていて、もの凄い勢いで感染者数が増えていっています。この状況の中で、感染しない、させない事が大事ですが、特にクラスター(集団)感染予防のために3つの密(密閉空間、密集場所、密接場面)の重なりを避けることでクラスター感染を防げるとのこと。年度が替わり各種総会・懇親会も多く開催される時期ですが書面開催に変更するところも多くなっているようです。今週より学校もスタートしています。教育関係者も前例が無いため大変でしょうが子供の安全を第一に考え対応していって欲しいと思います。

先日あるコラムに駒沢大学野球部元監督の太田誠さんと陸上競技部監督の大八木弘明さんの対談「指導者のあり方」が載っていました。
(大八木)いま太田先生がおっしゃったのは指導者が本気である、ということじゃないかと思うんです。私はその本気をどうやって学生に見せるかといったら、言葉ではなく姿だと思っています。やっぱり姿を見てもらったら分かるという感覚はあります。
(太田)「私は三十五年間、学生たちに色々な言葉を伝えてきましたが、一番多かったのは「姿即心(すがたそくこころ)、心即姿(こころそくすがた)」だったと思います。読んで字のごとく、姿が心をつくるよ、心が姿をつくるよ、ということです。心が動けば、足も動き、フットワークが生まれ、守備範囲も広がります。それは野球に限った話ではなく、心の守備範囲が広がれば出会いや発見が生まれ、人との付き合いも深まっていきます。逆に範囲が狭くなって消極的になれば、悲観したり、相手を批判したり、物事を否定的に捉えるようになる。常に前向き。そして、過去にはこだわらないこと。それに、いつも感謝の気持ちを持ち、嘘をつかず、人間を斜めに見ることはせず、お天道さまとともに、さあ一日がんばろうという気持ちでいれば何もつらいことはない」とありました。

さすが35年も大学の野球部監督をなされた方だなと思いました。揺るぎない信念があり絶対にぶれることが無い。長年の監督生活で作られた「姿即心、心即姿」という言葉。もの凄く説得力があります。こんな指導者と巡り会えた学生は幸せ者だと思いますし何かを感じ、吸収し育って行ったと思います。毎年今頃は中学校や高校の野球観戦をしている時期です。野球に限らず早くスポーツ観戦をしたいですね。

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