先日ある本を読んでいたら文中に、60歳になり今後どうしていこうか、どうなりたいのかと考えた時に、過去を振り返るのではなく気持ちだけは常に前向きでいたい。その為にも「これからの人生を考えた時、今日が一番若い日。」と思うようにしている、とありました。自分の可能性を信じ毎日が新しいスタート、希望を抱く事ができるような言葉で心に響きました。また、ドラマを見ていたときに上司と部下との会話で、落ち込んだときに気持ちを切り替える為に「今日は残りの人生の最初の日」と思うようにしている、と上司から部下への言葉。今までは過去のこと。今から明るい明日を信じ希望に向かって新しいスタートを切りましょうという非常にポジティブな言葉と感じました。過去は変えることは出来ません。どうせ毎日を過ごすのであれば下を向いて過ごすのではなく上を向いて前を向いて過ごしていきたいと思いました。

今回もあるFBに載っていた言葉を一つご紹介したいと思います。
「一度決めたら迷わないでいい。その決断が正解だったか否かと、悩まなくていい。決断したら行動あるのみだ。最初から正解があるのではなく、その決断を正解にしてゆくプロセスがあるだけだ。例え失敗つづきでも、最後に成功すればその決断は正解となる。さあ、決めて動き出そう。決めたら後は、やるだけだ。」
決断して失敗してもやり直しはききますが、決断せず何もしなかった時間は取り戻すことはできません。たまに耳にする、「成功するまで続ければ失敗はない」という言葉。偉人伝を読めば、みんな失敗だらけです。イチロー選手だって絶頂期もありましたが、引退直前の数年、選手としての記録は決して誇れるものではなかったのかも知れません。でも、イチロー選手が偉大な選手であることに変わりはないと思います。あの大谷選手だっておそらくそうでしょう。でも彼には失敗という言葉はないのかも知れません。すべてのことが目標到達の為の通過点であって常に進化し続けているように思います。失敗や新たな事へのチャレンジというプロセスがむしろ人を偉大にするのかもしれません。失敗を恐れず決断する、そして決断する勇気を大切にしなければと思いました。

