サポートから一言!

30度を超えるような暑い日が続く秋田市。ここ最近はそんな気温もあってか、当店サポートカウンターにはハードディスク(以下HDDと言う)に関する相談が増えています。パソコンのパーツで一番壊れやすいなんて言われるHDDですが、実は調子が悪いとサインを出してくれている場合があります。

一番分かりやすいサインは「異音がする」です。もちろんHDDにはいくつか可動部があるため動作していると「カリカリ…」とか「チリチリ…」といったような小さい音はします。ただし「ガリガリ」とか「カチンッカチンッ」というような音の場合は、内部の部品が動作異常を起こしているサインだったりします。このような異音がしていてもデータの読み書き出来るし…とそのまま使っていると、最終的にはデータが読めなくなってしまいます。

2つ目のサインは「データ読み書き開始までのレスポンスが悪い」です。HDDは一定時間使われていないと動作を停止し、読み書きの命令が来た時に再始動するような設定になっています。例えるなら車で言うところのアイドリングストップです。その停止状態からデータを読み書きしようとする時にHDDが始動しますが、状態が悪いと定格の回転速度に到達するのに時間がかかり、結果として読み書きの開始に時間がかかることがあります。

最後は「HDDが熱い」です。例えばCPUやGPUは80度を超えても平気で動きますが、HDDは60度を超えたらアウトと言われているほどに高温に弱いパーツです。構造上HDDは稼働しているときや読み書きを行っているときに発熱します。調子の悪いHDDでは「読めないデータを読みに行く→読めないのでまた読む」といったことが何度も起き、発熱し続けてしまうことがあります。フリーソフトで測ってみて(CrystalDiskInfoが有名)50度を超えていたら、原因が何にせよ要注意です。

パソコンの内蔵HDDでも外付けHDDでも、これらのサインが見受けられる場合はHDDの不調が疑われます。早めにHDD交換やデータのバックアップ及び移動を強くオススメ致します。当店ではパソコンのHDD交換や増設を承っております。もしデータが読めなくなってしまっても復旧出来る場合もあります。一度当店サポートカウンターまでご相談ください。

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